人前で話すのが苦手な方へ
人前での話し方は、やはり会議や会話、あるいはさまざまなコミュニケーションといった一般的な話し方とは違います。
人前に立って1人で話しを続けなければなりません。これが多くの人の苦手意識をつくっています。
苦手な人は普段からこういった場から逃げてきていますから、いざその時が来たら当惑し不安に襲われるのは当然と言えば当然です。
しかし、仕事上におけるスピーチは逃げるわけにはいきません。自分の評価がかかっていますから。
ここで失敗をして、心に深く自己嫌悪感を抱え傷ついている方は案外と多いのです。何とか失敗だけは避けたいものですね。
人前で話すにはやはり一定のルールがあります。もちろん話し慣れた方は、突飛な出だしから話し始めたり、個性豊かな話し方をされる方もありますが、苦手な人にとっては一定のルールに従って話す方が楽です。
人前で話すときには、「どう話し始めて」「どう話をまとめて」「どう終わらせるか」という流れに沿った一定のルールで話すべきです。
大切なのは、上手に話すことではありません。緊張してあがっていても、自分の言葉ですなおに話されると人はいい感じに受けとってくれます。
あがりながらでも緊張しながらでもしっかりと話せばいいのです。失敗とは、途中でパニックに陥ってしまって話せなくなる状態です。
一定のルールに沿った練習をしっかりしておけば大丈夫です。必ず緊張していても、あがりながらでも話せます。
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最終更新日:2014/09/02